イベント報告
11月20日、京都造形芸術大学内のギャラリーオーブにて「世界アーティスト
サミット・フェアウエルパーティー」のサプライズイベントとして「森村泰昌極秘
プロジェクト」が挙行されました。
さてその内容は、パーティーの途中会場の照明が消され、黒い紗幕の向うに
ライトが灯り妖しい人影が蠢く。彼らが奥の壁に貼りついた瞬間、大音響と共
に中空を導火線の火が走り、人影は白い帷子を身にまとい怪しげな動き。
一瞬で会場が明るくなり大太鼓の打ち出し、三味線の響き、始まったのは
「河内音頭」。妖しい人影はたちまち音頭の踊り手に変身。
白い着流しの森村登場、背中に「南無阿弥陀仏」の文字。ソフトなロックに
のせて森村作詞の音頭を詠みきった。音頭の途中に積んだ椅子の塔崩しを
最後に約20分間のイベントは拍手の内に無事終了。
成功の要因は参加学生の努力と真剣な態度。彼、彼女達にも拍手を。
2005年11月25日 00:02