2014/06/25

ヨコトリ日記 No.2: 6月14日~25日

6月14日、
横浜美術館にて、ヨコハマトリエンナーレ・サポーターの皆さんへ、ヨコトリのコンセプトを説明する会を催す。主に、来場者への作品解説を担当してくださる方々が対象。数日前から、なにをお話するか、いろいろと考えていたが、まったくうまくまとまらない。当日も午前4時に起床。いろいろ考えるが、どうもよろしくない。言いたいことが多すぎるのかもしれない。ついになにもまとまらないまま、会場へ。「まとまりません」と最初に宣言。すこし気が楽になり、いろいろなお話をする。大丈夫だっただろうか。皆さんが作品解説するための役に立つ情報をしっかりお伝えできただろうか。

6月15日
午前中、中高生対象の「ヨコトリ・夏の教室」受講者、約20名にお話をする。
ホテルで、午前3時に起床、また、お話の内容を模索する。「作品」と「商品」はどう異なるか。この問題を、簡単な言葉で解説する。これがもっとも大事なことかという結論にいたる。

お話を終えたあと、みんなでまだなにも展示されていない美術館を見学。
みんなとわかれて、ヨコトリチームと様々ミーティング。
午後は、ひきつづき会議。釜芸の上田假奈代さん来訪、ミーティング。
音声ガイドの打ち合せほか取材もこなし、終了は9時前。

6月16日
午前、東京で某放送局との打ち合せ。約2時間いろいろ話す。
午後、芸術新潮のヌード特集で、木下直之さんと対談。対談前に、都内の公共裸体彫刻を見学。

この日、重いキャリーバックを持って慣れぬシューズで歩いたせいか、数日後右足くるぶしが痛みだし、整形外科へ。テーピングして足が動かぬよう固定。一週間くらいは、安静をと言われる。
マイケル・ランディ作「Art Bin」への参加のお願いをメールなどにて開始する。
解説パネルやガイドブックのための執筆や、メールインタヴューなどへの応答にあけくれる。


特別講義@京都市立芸術大学

森村泰昌特別講義
「横盗り物語/ヨコハマトリエンナーレに託すもの」

日時:2014年7月7日 17:00-19:00
会場:京都市立芸術大学 中央棟2階 講義室1(L1)
*参加無料 (事前申し込み不要)

森村が母校・京都市立芸術大学にてヨコハマトリエンナーレについて講演を行います。
学外の方も参加可能ですので、ご希望の方は直接会場へ足をお運びください。

京芸特別講義140707