フィガロジャポン
2013年12月号
アート
新たな円熟を迎えた森村泰昌の、弛まず身を投げうつ試みとは?
『森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る』
(文=住吉智恵)
p.116
月別アーカイブ: 2013年10月
2013年12月号
アート
新たな円熟を迎えた森村泰昌の、弛まず身を投げうつ試みとは?
『森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る』
(文=住吉智恵)
p.116
横浜トリエンナーレサポーター事務局・発行 (執筆)
VOL.1 2013年10月5日
創刊にあたってメッセージ 森村泰昌
このフリーペーパーは、黄金町エリアマネジメントセンターの主要施設の他、横浜市内の主要文化施設で配布されています。
PDF版はこちらでも閲覧可能です。
橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」
名画の登場人物全員に扮する絵画の国の住民、森村泰昌
http://crea.bunshun.jp/articles/-/3824
美術ライターの橋本麻里さんが、資生堂ギャラリーの個展についてコラムを執筆しています。
10月10日早朝、NYのホテルをチェックアウト。
JFKから成田へ。11日午後に成田着。成田から大阪伊丹には夜に到着。
9月後半の資生堂ギャラリー展示、オープニングからはじまり、ピッツバーグ、NY。
なんとか乗り切ったという実感。11日の夜は、朦朧として眠りにつく。
午前11時に一件重要な交渉事を終えた後、ケントリッジ展を見る。MOMAに行き、バーバラロンドンのキュレーションの企画展やマグリッド展を見る。マグリッドは、まさに「忘却の海」の画家であった。ニューミュージアムではクリスバーデンの個展を見る。一週間ばかり前のニューヨークは、Tシャツでも暑かったと聞く。いまはもうすっかり秋の気配。まだ公表できないたくさんの成果を持って、明日帰途に着く。
只今、資生堂ギャラリーで開催中の「LAS MENINAS RENACEN DE NOCHE 森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」では、展示作品のオリジナルポストカード(8枚組、700円)を販売中です。
また、銀座の4つのギャラリーで開催中の「銀クリ」スタンプラリーでは、対象の9つの展示を見ると上記のポストカードがプレゼントされます。ぜひこの機会にご参加ください。
早朝にピッツバーグを出発しニューヨークへ。午後からチェルシーの画廊回り。そして二ヶ所の画廊で大舘さん同行でヨコトリの出品交渉。もう他界した作家の出品依頼なので、作品を管理しているギャラリストと交渉。みんな「忘却の海」というテーマを極めて深く理解してくれているのが嬉しい。
それにしても、ニューヨーク、エンパイアステートビルディングが低く感じられたのはなぜだろう。かつて初めてニューヨークを訪れたとき、嬉々としてその頂上に登ったのを思い出す。
チェルシーからのニューヨークの眺め