月別アーカイブ: 2012年10月

2012/10/30

個展 「アーカイブ、それから」森村泰昌展

場 所: 佐賀町アーカイブ
    東京都千代田区外神田6 -11-14 3331 Arts Chiyoda B110
    お問い合わせ:e-mail : info@sagacho.jp  TEL : 080-3726-9960(木・金・土・日・祝 12:00 ー 19:00)

会 期:2012年11月3日(土・祝)〜2013年2月11日(月・祝)
年末年始休廊:12月29日〜 1月4日
開廊日:木・金・土・日・祝 12:00 ー19:00
入場料:100円〜(佐賀町アーカイブの運営に対するドネーションとして)

◎関連イベント:対談  森村泰昌×逢坂恵理子(横浜美術館館長)
日 時:2013 年1月 11 日(金)19:00 – 20:30(18:30開場)
料 金:800円
会 場:3331 Arts Chiyoda 1F コミュニティスペース
定 員:100名(要予約)
お申し込み:2012 年11 月3 日(土)より受付開始
ウェブサイト http://www.sagacho.jp内の申込フォームから

佐賀町エキジビット・スペース(1983–2000)の活動とコレクションを点検しつつ新しい要素を加え、日本の美術の現代史を綴る「佐賀町COLLECTION plus」シリーズ。その第4回として森村泰昌さんを迎えます。
 森村さんと佐賀町エキジビット・スペースとのかかわりは、1987年に関西の若手アーティストを東京でいち早く紹介したグループ展「イエス・アート/デラックス」に始まります。1990年には個展「美術史の娘」を開き、泰西名画の中の人物に自らが扮して撮影するセルフ・ポートレイト・シリーズを初めてまとまった形で発表し、一躍注目を浴びました。このとき同展の中で、同食糧ビル内の佐賀町エキジビット・スペースbisにて、《踏み絵》と題したインスタレーションも行っています。

今回は、佐賀町アーカイブ・コレクションから、この《踏み絵》を佐賀町アーカイブの空間に再びインスタレーションします。自らの足を型取った彫刻の足元には、セザンヌの静物画のりんごに扮したセルフ・ポートレイト写真。写真はライトボックスに収められ、光を発する空間で展示されます。ほかにも、コレクションより、フリーダ・カーロの絵画をもとにした《私の中のフリーダ(支える力)》(2001年)など、身体をモチーフとした作品を展示。併せて、著作や資料を閲覧できる書棚も設置します。

森村さんが、複数の登場人物が必要な場合などにコンピュータによるデジタル合成を試みるのは1989年以降です。新しいメディアを取り入れつつ、自らの身体性のもとに、日本の私たちにとってリアルな美術を世界へ発信しようという機運が盛り上がり始めた当時を検証し、これからを考えます。足をお運びいただければ幸いです。(プレスリリースより)


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なごみ

  2012年11月号   ㈱淡交社・発行    (執筆)

 「おいしい版画」 文・森村泰昌

 過日虎屋で発売した森村発案の、創作文字と信貴山縁起絵巻に登場する護法童子を題材にした
干菓子についてのエッセイ。 p8-9


2012/10/28

個展 美術史としての私[抄]

 場 所:札幌宮の森美術館
       札幌市中央区宮の森2条11丁目2-1
        TEL 011-612-3562
 
 会 期:2012年11月12日~2013年2月25日

 この展覧会では、森村の主要作のひとつである通称「美術史
シリーズ」からその嚆矢となったゴッホの肖像などの約30点を
精選して展覧いたします。(フライヤーより抜粋)

 また11月11日(日)16時からオープニングイベントとして
森村、榎忠、伊藤隆介の3氏によるイベント及び歓迎レセプション
を開催いたします。(*予約が必要、電話か美術館HPから。)

宮の森1宮の森2


宮の森1


2012/10/24

ちくま

  2012年 11月号   第500号  筑摩書房  (執筆・連載)

 [美術、応答せよ! 11]: 「美術」としての作品を創作できるようになるには、
                   どのようにジャンプしたらいいのでしょうか。
                   塩入ゆり(京都市立芸術大学大学院生)
                  わたしも画家になれたのでしょうか。 
                   桑原文明(吉村昭研究会)       p42-45

森村が美術についての質問にお答えします。


クロワッサン・プレミアム

  2012年 12月号       (執筆・連載)

 美術の見方、美術の話。
 『別府現代芸術フェスティバル2012 「混浴温泉世界」』展 
   「混浴」ならぬ「混欲」的な成分を多量に含有した、別府の「美術浴」。 p168-169。