1月29日〜2月15日
1月29日、大阪梅田にあるNHK文化センターのスズケン講座にて講演。新しく建った梅田阪急ビルオフィスタワーの17階にある。15階で一回エレベータを乗り換えるのだが、15階までのエレベータが巨大である。一瞬、エレベータ内に入っても、まだそこはエレベータの前室であるかと錯覚したほどだった。
2月3日、午前に日経新聞の中野稔さんによるインタヴュー。午後からふくやま美術館に巡回する「モリエンナーレ/まねぶ美術史」の打ち合わせ。いずれも大阪の仕事場で。
2月4日、NHKのBSではじまる新番組「美の響宴」の打ち合わせ。テーマはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。
2月5日、午前中に、大阪天王寺で「ミオ写真奨励賞」の受賞作を選定。午後から授賞式と審査員によるトーク。夕方からは入選者や審査員らが集まりパーティ。
2月6日、新作カラヴァッジョの「メデューサ」の実験。紙幣を使った作品のための撮影などを行う。紙幣作品では、三億円犯人とガンジーとしての「私」を撮影。
* 写真は、「メデューサ」の実験写真。本番撮影は2月27日に実施予定。
2月7日、篠山紀信さんから電話あり。例のNHKのBSの新番組「美の響宴」で、篠山さん、フェルメールの絵のような写真を実際に撮りながら、フェルメールを語るのだと言う。難しそうだが、観てみたい。篠山さんはどんなふうにフェルメールを料理するのだろう。
2月9日、「大阪観光」本の打ち合わせを、北浜のUMAデザインで。何人かでページを担当している、美術家による大阪案内本であるが、私のページだけが遅れている。なんとか挽回。
2月15日、お昼前から兵庫県立美術館へ。お昼を、館長の蓑豊さんと建築家の安藤忠雄さんといっしょにとる。偶然、美術館を訪ねて来られた姜尚中さんと再会。日曜美術館収録以来である。
午後から、朝日新聞の森本俊司さんによるインタヴュー。親鸞と悪について、である。難しいお題であった。
夕方から、美術館でNHKのラジオ深夜便の収録。西橋アナウンサーとは、十数年ぶり。あいかわらず、ソフトないい声だった。