12月8日・9日イベントレポート

12月8日・9日に行われました、森村出演のイベントをご報告いたします。

まず8日(水)は、gallery αMにて「複合回路」Vol.5 青山悟展の関連イベントが開催されました。
青山氏と氏の祖父・青山龍水の作品に囲まれた空間で、リラックスした雰囲気の中2人のトークはスタート。
冒頭は森村の「まねる美術史」展と今回の青山氏との展覧会と通じ合う点から始まり、次第に話の流れは森村が青山氏の美術をめぐる生い立ちを聞き出すという展開へ。
両者の自身の過去へとリンクした試みから発生したトークは、美術への思いが世代を超えて共鳴できたかのような温かい空気に包まれていました。
gallery αMのブログでも当日の様子が掲載されています。
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翌9日は東京藝術大学にて特別講義「 戦場の頂上の芸術はどこへ行くのか 」が開かれました。
「なにものかへのレクイエム」シリーズから三島由紀夫や「独裁者」の映像作品の上映を交えながら、
森村の中での映像作品への取り組みにおける変化が語られました。
また、対談相手の山本和弘氏がドイツ美術の研究を行っている点からも、自然にヨゼフ・ボイスについての話題になり、レクイエムシリーズを通じて写真表現について奥深い考察を展開していきました。

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美術大学のスペースで行われた2日間のイベントは、森村から次世代の表現者たちへメッセージを送る機会にもなったでしょう。
平日にも関わらずお越しくださった皆様、どうもありがとうございました。