2010/10/26

10月20〜24日(広島)

10月20日
広島入り。広島市現代美術館での個展「なにものかへのレクイエム」の展示が始まる。実際には建て込みはもう始まっていて、20日からいよいよ作品展示となる。意外と順調に作業は進む。

10月21日
朝8時半から原爆資料館見学。そのあと美術館に直行。
展示の指示をしながら、23日に披露するピアノ演奏の練習をする。
夜は、美術館の神谷さん、角さん、それにビデオ映像の展示のため19日から広島入りしてくれている岸本さんらと「とと屋」にて夕食。穴子の刺身、白焼き、蒸したウチワエビ、ミズイカ刺身、ノドグロ、穴子飯など、海の幸を堪能。
穴子さしみ21日
*写真は、まるでフグのテッサのような、穴子の刺身

10月22日
展示は順調に進む。
23日レクチャーとピアノ演奏のリハを行う。
会期中に開催する、バスツアーの内容についてなかなか決まらず、結局この日は夜の11時近くまで美術館にとどまる。しかし私が出た時も、学芸課には大勢の若いスタッフが残っていた。
野外に展示22日
*展示風景。今回は野外にも展示!!

10月23日
朝から、本日のレクチャーやその後のパーティのスピーチの準備、またそのパーティの席上でゲストに手渡すプレゼントのパッケージングなどで、ホテルの部屋に缶詰状態。昼抜きでやり、ギリギリで美術館に到着。
あまりにたくさんの人が来ていたので、会場を巡りながらのレクチャーには一苦労。そのあと、映像作品「海の幸」にあわせてピアノを弾く。まずまずよかった、ような気がする。
大幅に時間が延びたため、すぐにオープニングセレモニーが美術館ロビーで始まった。
セレモニー終了後、貸し切りバスで移動、フランス料理店ル・ジャルダン・グルマンでパーティ。台湾からの4人のゲストを交えた、楽しい夕食会となった。
デザートの前に、台湾からのゲスト、チェンさん夫妻に私からのプレゼント贈呈などを終え終了。
表の垂れ幕23日
*美術館エントランスの垂れ幕

10月24日
大阪に戻る。節々が痛い。きっと慣れないピアノ演奏で、いつもは使わない筋肉を使っていたのだろう‥‥。


朝日新聞

2010年 10月24日   (執筆)

 書評: 夢見る家具 森谷延雄 (小泉和子ほか著・INAX出版)