10月27〜28日
大阪天王寺ミオが主催するミオ写真奨励賞というコンペの審査員をする。私は今回で3年目。他には写真家の今森光彦さん、大阪の国立国際美術館の島敦彦さんが審査員。送られて来た大量の作品から、組写真約30作を選ぶのはなかなかたいへんだ。他の数百点がすべて選外になるのは厳しすぎる。一日目は朝から夜まで終日かかる。
28日朝、台湾からのゲストが私の仕事場を訪問。それを終え、すぐにミオへ。二日目は早く終わる。
いろいろなことが続いて頭がぼーっとしている。
*写真はミオ審査会場。
月別アーカイブ: 2010年10月
大阪天王寺ミオが主催するミオ写真奨励賞というコンペの審査員をする。私は今回で3年目。他には写真家の今森光彦さん、大阪の国立国際美術館の島敦彦さんが審査員。送られて来た大量の作品から、組写真約30作を選ぶのはなかなかたいへんだ。他の数百点がすべて選外になるのは厳しすぎる。一日目は朝から夜まで終日かかる。
28日朝、台湾からのゲストが私の仕事場を訪問。それを終え、すぐにミオへ。二日目は早く終わる。
いろいろなことが続いて頭がぼーっとしている。
*写真はミオ審査会場。
10月23日、展覧会「森村泰昌★なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」が広島市現代
美術館にて開幕いたしました。
初日であるこの日は、午後4時から「もうひとつのレクイエム」として森村による自作解説とピアノ・
パフォーマンスが行われ、
大勢のお客様にお集まりいただきました。
まずは、展覧会入口で今回のレクイエムシリーズにいたる経緯を解説。
その後、展示室内に移動し、ここでしか聴けない各作品の撮影時のエピソードや展示構成について語りました。
会場内は聴衆で溢れかえり、熱気に包まれる雰囲気となりました。
最後には、森村から「参加して下さった皆さんへプレゼント」として、映像作品《海の幸 戦場の頂上の旗》に合わせてピアノパフォーマンスを行いました。
時に静かに時に激しく奏でる森村のメロディに、映像とともに眼と耳双方とも離せない時間となりました。
イベント終了後は、ひきつづきオープニングレセプションへ。
スピーチをする森村。
こちらも多くの方々にお集まりいただき、賑やかな初日となりました。
今回の展覧会は、円形の展示室に広がる「創造の劇場」シリーズ全作品、またなんと野外での展示もあり、必見です!
本HPの「ときどき日記by森村」にも、本人による設営~展覧会当日~帰阪までの様子が更新されておりますので、どうぞ併せてご覧下さい。
11月14日の作品鑑賞ツアーも申し込みがスタートされましたので、ご希望の方は広島市現代美術館 へご応募ください。
10月20日
広島入り。広島市現代美術館での個展「なにものかへのレクイエム」の展示が始まる。実際には建て込みはもう始まっていて、20日からいよいよ作品展示となる。意外と順調に作業は進む。
10月21日
朝8時半から原爆資料館見学。そのあと美術館に直行。
展示の指示をしながら、23日に披露するピアノ演奏の練習をする。
夜は、美術館の神谷さん、角さん、それにビデオ映像の展示のため19日から広島入りしてくれている岸本さんらと「とと屋」にて夕食。穴子の刺身、白焼き、蒸したウチワエビ、ミズイカ刺身、ノドグロ、穴子飯など、海の幸を堪能。
*写真は、まるでフグのテッサのような、穴子の刺身
10月22日
展示は順調に進む。
23日レクチャーとピアノ演奏のリハを行う。
会期中に開催する、バスツアーの内容についてなかなか決まらず、結局この日は夜の11時近くまで美術館にとどまる。しかし私が出た時も、学芸課には大勢の若いスタッフが残っていた。
*展示風景。今回は野外にも展示!!
10月23日
朝から、本日のレクチャーやその後のパーティのスピーチの準備、またそのパーティの席上でゲストに手渡すプレゼントのパッケージングなどで、ホテルの部屋に缶詰状態。昼抜きでやり、ギリギリで美術館に到着。
あまりにたくさんの人が来ていたので、会場を巡りながらのレクチャーには一苦労。そのあと、映像作品「海の幸」にあわせてピアノを弾く。まずまずよかった、ような気がする。
大幅に時間が延びたため、すぐにオープニングセレモニーが美術館ロビーで始まった。
セレモニー終了後、貸し切りバスで移動、フランス料理店ル・ジャルダン・グルマンでパーティ。台湾からの4人のゲストを交えた、楽しい夕食会となった。
デザートの前に、台湾からのゲスト、チェンさん夫妻に私からのプレゼント贈呈などを終え終了。
*美術館エントランスの垂れ幕
10月24日
大阪に戻る。節々が痛い。きっと慣れないピアノ演奏で、いつもは使わない筋肉を使っていたのだろう‥‥。
2010年 10月24日 (執筆)
書評: 夢見る家具 森谷延雄 (小泉和子ほか著・INAX出版)
2010年 12月号 (執筆・連載)
ART 美術の見方、美術の話。
『没後120年 ゴッホ展 ― こうして私はゴッホになった』 p148-149。
「徹底討論、静聴せよ!成長せよ!」
開催日: 2010年10月31日(日) 京都市立芸術大学大学祭2日目
開演時間:午後1時~6時 (開場:12:30から)
場所 : 京都市立芸術大学内食堂
主催:2010年度京都市立芸術大学大学祭イベント企画委員会
参加費:無料(会場が満員になり次第入場をお断りする場合がございます)
飲食 自由な出入り可
お問い合わせ:inki-koenkai2010@mail.goo.ne.jp(京都市立芸術大学大学祭イベント企画)
今回の京都市立芸術大学大学祭では、美術家の森村泰昌氏をお招きし、学生から募集した森村氏への質問疑問をはじめ、教授のホンネなど普段聞けないような裏話も含めた多種多様なテーマを取りあげ、氏はもちろん、学生・教授・観客交えての大きな討論会を開きます。
第1部(13:00~14:30)は森村氏、京都市立芸術大学教授2名 学生1名をパネリストに、第2部(14:45~)は森村氏、京都市立芸術大学学生2名をパネリストにと、討論の主体を教授に、学生にと区別し設定することによって異なった視点からの討論をめざします。
また第3部は京都市立芸術大学より学生の作家から作品を持参してもらい、作品から道筋を見いだして討論いたします。
さらに。第3部のみのスペシャルゲストに現代美術二等兵さんをお呼びしております。森村氏、現代美術二等兵さん、京芸学生作家の4人で一体どんな討論がなされるのでしょうか。
もちろん3部通して観客の皆様に討論に参加して頂けますので、この機会に是非会場に足をお運びください。(主催者)
展覧会「森村泰昌★なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」
場 所: 広島市現代美術館
(TEL 082-264-1121)
会 期 : 2010年10月23日(土)-2011年1月10日(月・祝)
開館時間: 10:00~17:00
※11月3日は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日 ※1月3日(月)は開館、1月4日(火)は休館
12月27日~1月1日
東京都写真美術館、豊田市美術館と開催されてきました「なにものかへのレクイエム」展が
いよいよ広島市現代美術館へ巡回します。
今回の展覧会開催中には、森村自身による自作解説とピアノ・パフォーマンスや、
「森村泰昌と行く 作品鑑賞ツアー」など、広島会場ならではのイベントも盛りだくさん。
上記の鑑賞ツアーは今月中頃に申し込み方法が発表されるそうなので、
美術館HPをご確認ください。
過去2館に足を運ばれた方も、是非広島へ!