月別アーカイブ: 2010年9月

2010/09/11

展覧会レポート

9月10日、高橋コレクション日比谷にて展覧会「Self Portrait – 私という他人」のオープニングレセプションが開催されました。
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会場風景。
今回の展覧会を最後に閉館するこのスペースを惜しむかのように、出品作家をはじめ多くの来館者が集まっていました。

森村作品の展示風景。
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画面右から《肖像 九つの顔》(1989)をはじめ、ポラロイド写真作品《A hundred Polaroids》2点、《ちいさなレクイエム》4点、《Doublounnge:Dancer2》(1988)を出品。

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また、この写真と別壁面には《我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか》(2004)も、横尾忠則氏、青山悟氏の作品とともに展示されています。

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会場に到着直後の森村。多くの方々と歓談や記念撮影をしていました。
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展覧会は11月28日(日)まで開催中です。
皆様、ぜひこのスペースでは最後の展示に足をお運びください。
会期中は関連イベントも開催予定とのこと。詳細は高橋コレクション日比谷
(TEL:03-6206-1890)までお問い合わせください。


2010/09/09

日本経済新聞

 2010年 9月9日  (執筆・連載)
 
 クロスボーダー REVIEW
   美術家・森村泰昌が見た映画 「トイレット」


9月4日

思えば7月初めから2ヶ月あまり、ときどき日記が滞った。
日記とは、なにかをなした後の記録だが、なにかをなすことが追いつかない毎日を過ごしていると、
なした事の記録を記すよりも、なした事の次ぎに来るなすべきことのほうが優先されてしまう。
などと説明しても、ようするに日記を書くのが苦手な私の昔からの性格が出てしまったというに過ぎない
のかもしれない。

4日も猛暑。豊田市美術館で上野千鶴子さんとのトークがあった。初顔合わせ。はじめてのひとは緊張するが、
この緊張が吉と出るか凶と出るかはわからない。
今日はどっちだったのだろう。
豊田市美術館での個展は明日で終了。高松市美術館で開催中の「モリエンナーレ/まねぶ美術史」も明日で終了。
私の夏がこうして終わる。

上野さんとの対談のどこかで、原田康子作「挽歌」という小説について話そうと思っていたが、忘れていた。
昔、NHKのテレビドラマで初めて知って、その後すぐに文庫本を買って読んだ。テレビドラマでは、ビバルディ
の「四季」の「夏」がタイトル曲として使われていた。ビバルディを初めて知ったのもこのドラマでだった。

「挽歌」は「晩夏」を想起させる。
今年もいよいよ後半にはいってゆく。


2010/09/06

展覧会(グループ展)

展覧会:「Self Portrait – 私という他人」

 場所:高橋コレクション日比谷
 会期: 2010年9月4日(土)-11月28日(日)
 開館時間 :11:00-19:00 月曜休館
 入場料:一般300円 / 大高生150円 / 中学生以下無料
 出品作:《肖像 九つの顔》


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2010/09/03

産経新聞・夕刊

  2010年9月3日  露地庵先生のアンポン譚  7面  (執筆・連載)

  第四十二話 発熱する美について 
          写真: 光と熱を描く人/田中敦子と金山明のために 2010年