展覧会レポート
展覧会「森村泰昌 モリエンナーレ・まねぶ美術史」が高松市美術館にて開幕いたしました。
今回は写真を交えて、レポートをお送りします。
7月16日(金)、開会式が開催されました。
写真上:スピーチをする森村 写真下:テープカットの様子
会場風景。
今回は、森村が影響を受けた作家の作品と森村自身の作品がそれぞれペアで展示されています。
高校1年生の授業時の木炭デッサンから最新作《光と熱を描く人/田中敦子と金山明のために》まで、高松市美術館の所蔵品とともに一堂に会しています。
7月18日(日)には、詩人の佐々木幹郎氏との記念対談が開催されました。
佐々木氏の父・佐々木節雄氏と森村との高津高校時代の交流、鶴橋へと話題が続き、映像《なにものかへのレクイエム(寺田園の向こうへ)》を上映しながらの解説、今回の展覧会についてなど、リラックスした雰囲気の中、話題が尽きない充実した対談になりました。
対談終了後は、サイン会を開催。多くのお客様にお集まりいただきました。
今回は、高松市美術館の展覧会の他にも、瀬戸内国際芸術祭の一環である福武ハウス2010(女木小学校<女木島>)にて森村の映像作品が展示されています。
今回が初公開となる最新作《動く電気服2010(田中敦子のために)》の展示風景。(女木小学校2階・シュウゴアーツブース)
場 所 :福武ハウス2010(女木小学校/旧女木保育所) TEL 087-873-0210(女木小学校)
会 期 :2010年 7月19日~10月31日(会期中無休)
開館時間:9:00~20:30(入場は20:00まで)
ぜひ今年の夏は、高松市美術館と福武ハウス2010の展示を合わせて足をお運びください!