月別アーカイブ: 2010年6月

2010/06/30

6月22日〜26日

22日の朝、大阪を出て豊田に向かう。豊田市美術館での個展展示のため。
名古屋までは順調だったが、名古屋からの乗り継ぎを間違えて、知多半田まで行ってしまう。神宮まで引き返し、乗り換えて知立。知立からまた乗り換えてやっと豊田に着く。一時間以上遅れてしまったので、着くとさっそく展示を始める。
女優シリーズ約150点の展示計画はなかなか決まらなかった。やっと段取りが整い、8時から、美術館の天野一夫さん、都筑さん、西崎さん。ビデオ作品の展示のために京都から来てくれている岸本さんとで夕食。

23日午前9時半に美術館。「レクイエム」シリーズの展示概要を決定する。
私は、パソコンを持ち込み、締め切りが近い連載エッセー数本の執筆をやりながら、展示チェック。
100623全女優
*写真は、「全女優」展示風景

この日は、巨大な吹き抜け天井を布で覆ってビデオが上映できるよう真っ暗にするという、とんでもない作業を含む、さまざまな立て込みをやってくれているスーパーファクトリーの面々も加わって、約10名で夜の会食。

24日。展示する作品量は多いが、かなり順調に展示が進む。しかしみんなかなり疲れて来たので、本日は簡単に夕食を済ませ、ホテルに戻る。広島市現代美術館の角さん来館。次回の巡回は広島。そのためのリサーチ。熱心で感心する。
100624豊田夕景
*写真は、豊田夕景

25日。お昼過ぎ、都筑さんの車で蕎麦屋に行った帰り、豊田で話題の洋菓子屋さんベーレンに連れて行ってもらう。クッキー、パイ、プリンなどいろいろ買う。午後、中日新聞のインタヴュー、山脇一夫さんのインタヴューなど。
100625独裁者
*写真は、独裁者写真展示風景

26日。いよいよオープニング。朝から観覧者が熱心に入館する。午後4時からレストランでオープニングパーティ。あいにくの雨だったが、たくさんの方に来ていただけた。その後、二次会。ここもたくさんの人。三次会は10人くらい。四次会は4人。解散は午前3時をまわる。いい展覧会になったので、みんなの機嫌がいい。


2010/06/28

クロワッサン・プレミアム

  2010年 8月号     (執筆・連載)

 ART 美術の見方、美術の話。 
      『ジョセフ・コーネルx高橋睦郎 箱宇宙を讃えて』展
      私的世界の極みにひらかれた「詩的」世界と、詩人との共鳴、p144-145。


産経新聞

  2010年 6月27日   (書評)

11面・読書欄  書評:露地庵先生のアンポン譚 市井の人たることを願う  橋爪節也氏・評


2010/06/23

日本経済新聞

  2010年6月9日  (執筆・連載)
 
 クロスボーダー REVIEW
   美術家・森村泰昌が見た映画 「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」


2010/06/21

産経新聞

  2010年 6月21日

 大阪はなぜ笑う 第1部 <5>  先入観ゆさぶる明るさ 心に届く風刺、ふとわが身を振り返る


2010/06/18

6月9日

晴天。レンタカーで博多から久留米に行く。目的は石橋美術館である。
青木繁をはじめ、藤島武二、黒田清輝、坂本繁二郎らの名作がそろう。
美術館のまわりのバラ園や日本庭園も美しい。今は花の季節で、さながら印象派の絵がそのまま現われ出たようだ。
6月9日
*写真は、印象派のような庭園

遅い昼食を久留米ラーメンの元祖「大砲」ですまし、第一回取材終了。七月にもう一回取材して、美術館を巡る旅の特集を組む。

東京組は飛行機で、そして私は新幹線で大阪へ戻る。
最近皮膚が敏感になり、紫外線にすぐに反応してしまう。手の甲、額、首筋に湿疹。鼻も真っ赤。注意していたのだが、なかなかブロックしきれない。


6月8日

午前9時、ホテルロビーに集合。レンタカーで倉敷へ。大原美術館取材である。
エルグレコから近現代の絵画まで、すばらしいコレクションである。工芸館の棟方志功や河井寛次郎、浜田庄司、バーナードリーチ、芹沢銈介などもすばらしい。
遅めのお昼を蕎麦屋でとり、美術館隣の喫茶店「エルグレコ」の取材に行く。
6月8日グレコ
*写真はエルグレコ正面

大原美術館終了後、「のぞみ」で倉敷から博多へ移動。
ホテルに荷物を置き、夕食は、まず、炊餃子が自慢という居酒屋「池田商店」に行き、続いて「りぼん」へ行く。モツが評判の店らしい。入り口にネオンで「りぼん」とあり、店内の壁は真っ赤。
6月8日リゥ・・・韃
*写真は「リボン」店内

「りぼん」とは臓物の部位のひとつで、焼くと皮が縮んで中の身が左右に盛り上がり、りぼんのような形になることが由来らしい。焼きりぼんは、思った以上に美味だった。