5月7日
高松市美術館で本日から作品制作にはいる。
田中敦子作「電気服」に私が入り込むという作品である。
高松市美術館所蔵の「電気服」は、着る状態にはなっていないので、もちろん入れない。そこで新たに入ることが可能なバージョンを制作し、これに田中敦子さんが色を塗った電球と管球を使わせてもらい、写真作品とビデオ映像を制作するという計画である。
田中敦子さんと金山明さんについては、プライベイトなおつきあいもさせていただいたし、多くの想い出もある。言葉は尽くせない。生前からこの計画について一度お話したいと考えていたが、ついに果たせぬまま二人とも他界なさった。
*写真は準備中の風景
今日は明日の写真撮影のための組み立て作業である。時間がかなりかかる。コードが100メートルばかり足りず、買い求めようとするが、なかなか入手が困難で時間がおして来る。なんとか手に入れ、ほぼ準備が整ったのが午後11時前だった。
夜は鶏の店、鶏長で。