10月15日
高松市美術館のキュレーター牧野さんが来る。来年7月から開催予定の「第一回モリエンナーレ/「私」美術史」の打ち合わせである。私の昔の作品も出品するので、いろいろ見てもらう。高校生の頃の紙切れの落書きまで捨てていない。それらがやがて陽の目を見るなどとは考えた事もなかった。しかし今ひっぱりだしてきて改めて見ていると、なかなかおもしろい。捨てることが大事だと人はよく言うが、粘り強くしがみつくのも大事なのかもしれない。
*写真は1970年代に描いた大作2点。キャンバスにエアブラシで吹き付け技法。