2009年9月9日
12日と13日の両日、「ピカソとしての私」を撮影する予定になっている。
そのための準備に忙しい日々。ピカソ(としての私)の前にはテーブルがあって、そのテーブル上にはオブジェが必要で、それを作っている。本来はお皿や瓶なのだが、ここにアレンジを加える。思いついたのは、ピカソの絵風の皿などである。名作「ゲルニカ」の中の顔や手などのおもしろい形をもとに、オリジナルな調度類を用意したい。でもそんなものは売っていないから、自分で作るほかない。
作っていると、ピカソだって名も無い画家だって私だって、みんな等しくこの「作る」という創造の場には足を運んでいるんだという実感が湧いてくる。「作る」瞬間は、みんな同じ空気を吸っている。そう思える瞬間に立ち会えるのは幸せだ。
*写真は、私が作ったピカソ的オブジェ