産経新聞・夕刊
8月14日 露地庵先生のアンポン譚 7面
第二十九話 大阪夏祭り探訪記 (写真:アトリエで撮影した法輪の影 2009年7月)
月別アーカイブ: 2009年8月
8月14日 露地庵先生のアンポン譚 7面
第二十九話 大阪夏祭り探訪記 (写真:アトリエで撮影した法輪の影 2009年7月)
8月8日 朝刊 10面・美術
「古風で新しい絵画性 生誕120年 野島康三」 特別寄稿・森村泰昌
東京品川の原美術館で、赤瀬川原平さんと対談。UCカードの会員誌「てんとう虫」の展覧会コラムの連載を担当しているのだが、今回は秋の美術特集(美術鑑賞特集)で、赤瀬川さんとの対談を掲載するとのことだった。
赤瀬川さんの本で私が持っている、櫻画報大全、名画読本西洋画編と日本画編、
太陽別冊の模写美術館、それに赤瀬川さんがたいへんおもしろい文章を載せている「ハピネス展」(森美術館)のカタログなどを持参した。トマソンとかは持って行かなかった。もうじゅうぶん重くなって、あれもこれも持って行く事はできなかったからである。
赤瀬川さんとは1986年に週刊現代で対談をやらせてもらったが、その時はあまりうまくかみあわなかった。でも今回はかなりおもしろい話の展開になったのではと思う。「てんとう虫」読者にはどうか、はわからないが。
8月6日(つまり前日)の夕方、急に思いついて、ボイスレコーダーを買いに街にでた。帰りに、「まえだ」でおはぎ、「もぐらや」でくるみ餅を買う。
*写真は、原美術にて撮影した壁の影
森村泰昌展 魔舞裸華視(まぶらかし)
会期 : 2009年8月28日(金)~10月3日(土) 10:30~18:00(日曜 休館)
場所 : エプソンイメージングギャラリー エプサイト
東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F (03-3345-9881)
タイトルは、「まぶす」つまり「まぜこぜにする」という意味の森村による造語。
フリーダ・カーロのメキシコ的な世界と、掛け軸、屏風、絵巻など日本的な和の
世界がまぜこぜになった、色曼荼羅がひろがります。
* 8月29日(土) 17:00~ 作家トーク(ゲスト・山口裕美、進行・本尾久子)
急遽、京都に行くことになる。表具師の村山秀紀さんに会うためである。
8月28日から新宿のエプサイトギャラリーで個展がある。展覧会名は、「魔舞裸華視」。私の造語で「まぶらかし」と読む。「いろいろなものをまぜこぜにする」というような意味である。そしてその作品の半分ばかりを京表具で表現しようとしいているので、村山さんにお願いしたのだが、いろいろとトラブルが発生したようである。誰もやったことにないことばかりお願いしているので、やってみたら、「アレッ」と思うことがしばしば発生するようだ。
帰りに、四条河原町あたりで、祇園餅の桜くず餅、松葉屋の松露、福寿堂の祇園の月を買う。
*写真は、屏風にする作品「生命万歳」を見ているところ。
朝6時になぜか、目がぱっちりと開き、頭がさえてしまう。
起きて書斎に行き、硫黄島をテーマとした映像作品の最終稿を一気に書く。
これまでに改訂6回、今回でホントにホントの最終稿になったかも。絵コンテも仕上げる。
昨日は産經新聞連載の「露地庵先生のあんぽん譚」第29話「大阪夏祭り探訪」を仕上げ、写真とともに入稿。
場所: 東京都現代美術館
会期: 2009年7月18日~10月4日
出展作: 少年Ⅰ~Ⅲ