2009年7月27日
京都国立近代美術館の「野島康三/ある写真家が見た日本近代」展の内覧会に行く。京都新聞からの依頼で近々一文を書かねばならないので、記者会見にも参加する。
美術館の河本信治さんからの御依頼で、いきなりレセプションパーティの乾杯の音頭をとらされるはめに。
展覧会出品作で一番気になったのは、ひんぱんに被写体として登場して来る「モデルF」という女性である。野島の代表的なポートレイトといえば、女優細川ちか子を撮ったものが有名だが、あれはあまり野島的ではないような気がする。やっぱり野島は「モデルF」であろう。